小湊鐡道


小湊鐡道はJR内房線五井から房総半島内陸部へ向かう非電化のローカル線。臨海工業地域のベッドタウンである市川市郊外の沿線利用と養老渓谷への観光需要を担っています。他の場所ではとうに引退して博物館に展示されているような年代の車両が今なお現役で、東京から僅か1時間の地に奇跡のような原風景が残っています。


そんな小湊鐡道に2021年導入された期待のニューフェイス、キハ40系。引退進む国鉄型気動車をJRから貰い受けたこの車両は、見た目もさることながらボックスシートの内装も相まって旅情に溢れています。教科書のようなローカル線の小湊鐡道に驚くほどよく似合い、「原風景」に新たな魅力をもたらしています。

「夏」に飛び込め! ―房総里山トロッコ―

2015年から運行されているトロッコ列車「房総里山トロッコ」のベストシーズンは夏。里山に広がる、誰もがセンチシズムの中に抱いている理想的な「夏」を全身に浴びることができます。